2週間のお手軽 Web アプリ制作から得られた意識変化について
1月23日、Mojibake をリリースしました。文字コードを変換するだけの単純なツールで、文字化けしたテキストファイルを修復できます。
企画・デザイン・コーディングすべて一人で手がけ、初期リリースまでに費やしたのは2週間ほど。気分転換にでもなればと思って作ったのですが、思いがけない収穫がありました。
プロダクトを作る上での意識が変わりました。これまでは期限を設定せず、ひたすらタスクを消化して開発を続けており、発見や驚きのない日々を過ごしていました。
サクッと作ってアイデア検証ができるところを魅力に感じて取り組んだところ、短期間での目標達成の重要性に気がつくきっかけになったんです。
Mojibake のこれから
運用するにあたり、これからコンテンツを拡充しつつ、広告の運用を試してみるつもりです。
- 自然流入が見込めそうなキーワードを含んだランディングページの作成
- Google 広告の運用
- Google Analytics、Google Tag Manager を改善して仮説検証ができる環境を整える
プロダクトの機能そのものにも課題があります。
- Shift JIS, UTF-8 以外の文字コードのサポート
- 正確な文字コード判定(現状、テキストの量が少ないと判定に失敗する)
スキマ時間でちょこちょこ PDCA 回す感じになりそうです。
2月の計画
Mojibake でよい手応えが得られたので、2月もサクッとつくれそうな Web アプリを作るつもりでいます。
着手するにあたっては、これまでの反省を踏まえ、やり方を改めるつもりです。作ることから物事を進めるのではなく、ユーザーの話を広く聞くところから始めます。
ユーザーインタビューとかマーケティングが大切であることは頭では分かっていても、何かと理由をつけて後回しにしていました。が、今回ばかりは覚悟を決めないわけにはいきません。
というのも、これから取り組むプロダクトは、内容的にはごくありふれたサービスだからです。既存プレイヤーがたくさんいる領域なので、差別化が一つの鍵になりそうです。
また、集客に苦労することは間違いないので、なるべく早い段階でユーザーになりうる人との接点をたくさん作ることを心がけたいです。
開発そのものは簡単にできそうですが、成功するプロダクトにするには山ほど新しいことを学ぶ必要があり、ワクワクしています。